▷さらっと振り返る。

自分に溺れて自分に酔って

感傷に浸って自己陶酔。

何かを変えたいと思っている人が

自分ごときの何かに立ち止まっている

暇は無いことを知っている。

物語の主人公は笑われる人なの。

いつだって人を笑う方ではないの。

悪口を言われる方なの。

人に悪口を言う方じゃないの。

そんなの決まってること。

ああそんな中

いつも君は私を

成長させてくれる

「お前のせいだ！」

「お前が私に喋りかけるからだ！」

「何もかもお前のせいだ！くんなよ！」

とか言った16の時にも

「こんな自分醜いよ」

「どうせ嫌われるんだ」

「最低だ自分」

と思った18も

「人の役に立てない使い物にならない」

「他の人好きになればいいのに」

「もう手遅れだ」

と思った20も

「どうして死なせてくれないの」

と思った22も

全部の最悪を超えてまだ

未だ

好きだと言ってくれる。

あの人にとって私は一生なんだと

伝わってきた言葉が

胸に突き刺さって抜けない。

故意にも突き刺したんだよと。

私のことを諦めたりすることは絶対無かった。

何もかも何が正しいかわからない世の流れで

それが  “答え”  だと思った。

それが愛するってことでしょ。

中途半端な愛情なら要らないよ。

最初から決まってるっていうのに。

みんな、どこかでよく間違えるそれ

あの人の生き様が教えてくれてる。

何度も何度も泣き喚いた夜も過ぎて

首吊りそうになって手の爪で痛めつけて

怒りに溢れても涙に流して

これが1人じゃない私の

現実の孤独の苦しみなんだね。

自然が産んだ空白に

埋められたのは私なんだろう。

小さい頃から言われる「いい子だね」

あーそうだよ。

いい子だよ。悪口も陰口も言わない。

馬鹿にしない。裏切らない。

怒ることを知らない。殴ったりしない。

ああ不思議、ものに付いた名前全部、不思議。

違う時代に生まれたら現代の

いい子なんて悪い子に

なったりするでしょうね。

何が引いちゃう出来事だよ。

それを楽しくないと呼んで。

ネーミングセンスが無いでしょ。

ここからかもねワクワクするねって

言わないの。

ここから先何があるんだろうな。

きっと想像出来るものでは無い程に

また凄いことがやってくるんだろうね。

共有出来たらいいな。できないのかな。

終